大渕由香利
- Profile
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2011年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 陶磁専攻卒業
2011年 宇賀和子氏に師事
2014年 独立
現在、日本有数の焼き物の産地である常滑を拠点とし、“移ろい”をテーマに制作を行う。
繊細でいて優しくおおらかなフォルムと釉薬の彩り柔らかな作品を生み出す陶芸家の大渕由香利さんは愛知県の常滑を拠点に創作活動をされています。
ものづくりのコンセプトは“移ろい”。日々生きる中で無意識に流れる、時間・季節・温度など移ろうものに魅力を感じ、移ろいゆく中の一瞬だからこそ、より美しいと感じるのだと話します。
大渕さんの作品の特徴でもある色彩の鮮やかさ、釉薬の色は一つの作品に4〜6色ほど使用されます。新たな色を常に作りだしているため、全体の色数は把握しきないほどあるとのこと。
そんな移ろいゆく日々の一瞬を切り取った彩り鮮やかな作品たちのモチーフは“自然や感覚の記憶”とのこと。作家さんの人柄の現れた作品たちは柔らかいけど意志があり、とても美しいです。